
「万能薬」と呼ばれ、古来から皇帝・ローマ法王・イギリス女王などに珍重されてきた高麗人参には、
その評価に見合った栄養素が豊富に含まれています。
高麗人参に含まれる主な栄養素には、
「人参サポニン(ジンセノサイド)」「マグネシウム」「カリウム」「アルギニン」「アルカロイド」
などが挙げられます。
ジンセノサイドについては、こちらのサイトが参考になりますので、是非ご覧ください。
ここでは、それぞれの栄養素の持つ働きについてご紹介していきます。
こちらにも高麗人参に含まれる有効成分についてかいてありますので参考にしてください。
【人参サポニン(ジンセノサイド)】
高麗人参特有の人参サポニンには、実に多くの効能があります。
・副腎皮質ホルモンに作用し、ストレス緩和に役立つ
・質の良い血球細胞の生成促進
・精力増強効果
・疲労回復効果
高麗人参に含まれるサポニンは10種類以上あるため、それぞれ違った効能を持っているのも特徴です。
【マグネシウム】
マグネシウムには、酵素を活発に活動させる重要な作用があります。
・細胞の働きを活発にし、代謝を高める
・生活習慣病の予防に役立つ
【カリウム】
カリウムは、細胞の正常な活動に欠かせない成分です。
・心臓、腎臓、消化器官といった内臓の正常な活動を促進する
【アルギニン】
・肝臓の健康的な活動に役立つ
・精力増強効果
【アルカロイド】
高麗人参の、ガン・糖尿病・アトピーなどの予防・改善効果は、アルカロイドの作用が大きく関わっていると考えられています。
・マクロファージやBリンパ球といった免疫細胞を活性化する
→免疫細胞を活性化することで、ガンや後天性免疫不全症候群などの大病への作用が期待できます。
上記の栄養素は高麗人参の栄養素の一部ではありますが、様々な病気への効果があることがお分かり頂けるかと思います。(「高麗人参の多様な効能」もご覧ください)
しかし、豊富な成分故に摂取を避けたほうが良い方もいます。一例をあげますと、熱のある方・炎症のある方・ワーファリンを処方・摂取されている方・人参アレルギーの方などです。
「高麗人参の副作用とは?」で詳しくご説明しておりますので、是非ご覧ください。
また、こちらのサイトの朝鮮人参と高麗人参の違いと副作用についてのページ
も、わかりやすくてお勧めです。